読み終えて、この小説のイメージを一言でいうと「渇いた死」。
非正規雇用でうだつの上がらない男・八目晃は、消息を絶った高校時代の友人・空知を探しにカンボジアへ旅立つー。
不気味なまでに感情を排した、中立的な文章(に、僕は感じた)が続き、途中から「これはどこにもたどり着かないし、救われないんだろうな」という予感を持ちながら、読み続けた。
結末はやっぱりというか…意外というか…。
ひとまずの場所にたどり着くけど、解釈は人それぞれ。
深読みすると味わいが出てきます。
そこらへんは、さすがベテラン作家という感じ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月29日
- 読了日 : 2022年1月26日
- 本棚登録日 : 2022年1月26日
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コメント 9件
naonaonao16gさんのコメント
2022/01/29
たけさんのコメント
2022/01/30
hiromida2さんのコメント
2022/01/30
たけさんのコメント
2022/01/30
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