ちょっと良すぎた。120冊目、これにすればよかった。何度も読み返したい。『西の魔女が死んだ』の時のそれより、こちらの孫・祖母関係の方がつぼ。
悪魔的天使である人間。カフェイン中毒、熱帯魚の殺戮。すべてが着地すべきところに着地している。センスの良い骨董品のよう。セピア色の記憶に、私自身の曽祖母の赤絨毯の部屋がふと、頭をよぎった。
タイトルの「エンジェル・エンジェル・エンジェル」、読後解釈のし甲斐がある。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年3月6日
- 読了日 : 2013年3月6日
- 本棚登録日 : 2013年2月27日
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