この秋、何十年振りかで同期会を行った。
その時、ORANGEGIRLという謎かけに嵌ってしまった。
調べてみると、カンボジアでオレンジを売る女性の事を言うらしい。
他にコミックもあるみたい。
正確には、ノルウェー語なのでオレンジガールではないが、ソフィーの作家が邦訳でオレンジガールと言う本を書いていることを知った。
何か
ライ麦畑でつかまえて
と言う小説を読んだ頃のノリで読み始めた。
半分程読んだところで中だるみだ。
この父親って誇大妄想?夢想家?
亡くなったのは病気?メンタルな病気で自殺?
何て事を考えて、少々時間を置きたくなった。
つまりオレンジガールは君の母さんだよ。
ってオチなら許せるけど。
年内は積んどくかな。
新年の行事を滞り無く終えて、再開した。
108ページの記載で
六十八キロメートルを三十分かけて走った。
平均時速はおよそ時速二十八キロメートルと
いうことになる。
と書いてある。
ハッブル宇宙望遠鏡は時速二万八千キロメートルで千倍早いとある。
記述の通りなら蒸気機関車の時速は136キロメートルになる。
ベルゲン鉄道に乗ったことがあるが、そんなスピードは出してなかった。
68キロメートルは、単位の記載ミスか?
ここで、多分原本ではなく、訳者が間違ったのか?!
と思ってしまう。
興醒めで〜す。
で、また少し興味が失せた。
鏡開きも済みまた読み始めた。
ヴェロニカ !
ここら辺りからまた読むスピードが速くなってきた。
ママの名前はなんだったっけ?
ネタバレは非常識なのでやめておいて、
読後感は爽やかで良かった。
ORANGEGIRLの何故賭けをした人は、
多分自分を本書のORANGEGIRLになぞらえたのだ!
と勝手に解釈して、
謎解きも無事に終わったのだった。
めでたしめでたし。
- 感想投稿日 : 2023年12月27日
- 読了日 : 2024年1月25日
- 本棚登録日 : 2023年12月11日
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