ひとは、いつから嬉し涙を覚えるのだろう。
子供の頃はいつもかなしくて泣いていたような気がする。
そして大人の涙の意味が分からなかった。
いつからか複雑になっていく涙の理由を、この小説はちゃんと登場人物と一緒に感じさせてくれる。
一番心を打ったのは『妥当じゃない』かな。
幸福感を感じた『君のために生まれてきたわけじゃない』もいい。
一緒に泣いた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説
- 感想投稿日 : 2019年5月11日
- 読了日 : 2019年5月10日
- 本棚登録日 : 2019年4月4日
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