(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法

著者 :
  • 笠間書院 (2020年9月23日発売)
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本棚登録 : 1549
感想 : 113

小説、読みたーい!って気分になる。

『人生を狂わす名著50』の三宅香帆さんが‘よくわからん’「小説の読み方」を指南!
という名目で自分の好きな小説を紹介&解説。いつものようにインターネット文体を駆使し、フランクに熱く語る。

ジェネレーションギャップ(著者は執筆当時26歳)を感じながらも、楽しく読めました。著者が京大大学院で習った知識(と、あとがきでぶっちゃけている。)をかみ砕いて、分かりやすく、読みやすく本にしてくれています。ありがたいです。

感想冒頭にも書いたように小説読みたくなる。実際紹介されているものをネットでポチっとしてしまいました。

読み方指南本としては、平野啓一郎さんの『本の読み方 スロー・リーディングの実践』よりハードル低いかな。

小説を自己啓発本のように読んでみる、というのは、私も最近自分がそう読んでいたのではないか、と思っていたので親しみを覚えました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本についての本
感想投稿日 : 2020年12月10日
読了日 : 2020年12月10日
本棚登録日 : 2020年9月23日

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