夜とコンクリート

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本棚登録 : 925
レビュー : 52
著者 :
5552さん 漫画   読み終わった 

ブクログの談話室で知りました。
第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作『夏休みの町』収録の短編集。
絵もお話もよく知らず表紙の感じとタイトルだけで買ったのですがよかったです。
シンプルで簡潔なのに暖かみのある絵。ジャンルは日常SFかな。

表題作の『夜とコンクリート』
不眠症の主人公は我が家への帰り道、酔っぱらった同僚とその連れに出会う。
ああほんのちょっと視点が変わるだけで世界はこんなにも穏やかな表情をみせるものか、と思った。
『夏休みの町』
夏、ソウは公園で大破した戦闘機と倒れている老人に出会う。老人はライトセイバーみたいなものを持っていて..
.。
小説、漫画読みには痛いかも。タイトルと絵柄が大島弓子さんを思い起こさせる。
『青いサイダー』
心の中に、ヤシの木のはえた小さな島‘シマさん’がいる僕。いつも話しかけてくれた‘シマさん’が話しかけてくれなくなって三ヶ月。僕が住むマンションの屋上に‘センニン’と呼ばれるおじさんを見つける。
‘僕’と両親、‘センニン’との関係が‘僕‘に変化をもたらしていく。センニンの「僕のすることは間違いだらけな気がする」の言葉に友人の「俺のやることなんて間違いしかない」が良い。こんな優しさをもった返しができたらなー。
『発泡酒』
超短編。あの日あのときの‘真実’なんて発泡酒の泡みたいにシュワシュワ消えてしまうのかな。ぬるく苦い後味。

レビュー投稿日
2017年12月31日
読了日
2017年12月31日
本棚登録日
2017年12月31日
8
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