Fahrenheit 451: The gripping and inspiring classic of dystopian science fiction (English Edition)
- HarperVoyager (2013年2月14日発売)
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感想 : 3件
「たんぽぽのお酒」以来のレイ・ブラッドベリ。やっと読めた…。ありとあらゆる書籍の所持は死を意味し、「消防士」によって速やかに焼却される近未来。人々は諾々と四方の壁に取り付けられたテレビ番組を鵜呑みにし、一切の能動性を失う。そんな生活に疑問を持たなかった消防士のガイだが、ある日花の色や雨の味を静かに満喫しているクラリスという少女に出逢ってから、彼の豊かな生活に歪みが生じ始める。クラリスが良いキャラしてるなー。作者が後々殺してしまった事を後悔する程。キャラクター一人一人に小説では明言されていない過去がある事を伺えた。その後を知りたいと思える小説。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2016
- 感想投稿日 : 2016年11月7日
- 読了日 : 2016年10月2日
- 本棚登録日 : 2016年10月2日
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