ばくりや

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年10月19日発売)
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本棚登録 : 429
感想 : 108
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ばくる=「交換する」という意味の北海道弁。へぇー、知らなかった。
自分の手に余る能力を他人へ譲り、そのかわりに他人から何らかの能力を得る。ただし、この能力が欲しいというような希望は出せない。移植手術のように相性というものがあるらしく、それを見極めるのがばくりやの主人。相性があるものだから、こんな能力いらんわ! というものは与えられないような気がした。登場人物は満足しているようだし。
自分がいらないと思う能力も他人からみれば魅力的。隣の芝生は青いってやつなんだろうね。
とすると、悲観せず、自分の能力を信じてそれに満足しつつ生活することだな。こんな自分でも他人からは羨ましがられているのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2017年下半期
感想投稿日 : 2017年7月31日
読了日 : 2017年7月27日
本棚登録日 : 2017年7月31日

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