私の人生(嗜好)を変えた一冊。
夜空と晴真の物語。綺麗な絵に、心が温まる展開。
ぜひ呼んで欲しい一冊です。
あまり過激ではありません。

2021年7月22日

読書状況 読み終わった [2021年7月10日]

毎年夏になると読みたくなる一冊です。この本を読んで、いつも最初に思うのは、透明だな。です。

二人の視点を通して語られる淡い恋愛物語です。決して恋愛という面を強調しているわけではありません。お互い、なんとなく居心地がいい。そんな雰囲気が出ている程度です。
二人の間にはなんの汚れもなく、ただ純粋な気持ち。そこが、私が透明だなと感じるところの一つです。

そして、たびたび出てくる蝶。蝶ときくと、やはり生と死をなんとなく感じさせます。
調べて知ったことですが、プシュケとは蝶、心、魂という意味だそうです。

この作品は少し手で触れれば壊れてしまいそうな、汚れっけのなく、儚い、無色透明というよりかは、さまざまの色の透明さを感じました。
言葉で表現するのがとても難しいのですが、是非読んで欲しい一冊です。読んだ後の切なさをぜひ感じて欲しです。

2021年8月9日

読書状況 読み終わった [2021年6月26日]
カテゴリ 大好きな作品

何度も読んでいる作品です。今まで読んできた作品の中でも群を抜いて好きです。これ以上に好きになる作品には出会えないのでは。と思うほどです。

上中下と長い物語の中、1000年後の人類を描いた作品のクライマックス。その物語の終わりとして、文句なしの圧巻の最後でした。
物語の軸でもある、呪力を持たない人間はどうなったのか。この答えが明かされます。読み終わった後に思い返せば、早希たちは何度もその答えに辿り着いていました。

この作品全体を通して思うのは、設定の練り具合が尋常ではないことです。
呪力を持った人間が現れてからの千年間、その歴史を貴志祐介さんの中でしっかりと年表として作られているように思います。
また、私たちの常識と主人公たちの世界では考え方が違い、生活様式も違います。呪力という力について、また、呪力によって及ぼされる影響について、細かく考えられています。これには、誰もが脱帽すると思います。

貴志祐介さんの数ある作品の中でもダントツ面白いと思いますし、まだ、貴志祐介さんを知らない人にもぜひ読んで欲しい一冊です。 

2021年6月26日

読書状況 読み終わった [2021年6月26日]
カテゴリ 大好きな作品
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