ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー (新潮文庫)

  • 新潮社 (2021年6月24日発売)
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図書館本
この本の表紙をよく目にしていて、勝手に野球少年の話だと思っていたんですが違いました

息子さんの聡明で賢いことに驚きました
1人の人として、考え方や生き方に寄り添いながら子育てされてる事が伝わります

リアーナのところは涙が出てきました

人種差別が日本よりも表面化している国で、「どこかに属している人は、属していない人のことをいじめたりする。
その反面属している仲間の事を特別扱いする」と話されていましたが
これは日本でも同じだなと
人種は同じでも、グループの枠は見えない境界線があり、自由に行き来できない雰囲気がある


子供にも読んで欲しい、生き方は一つじゃないし、多様性はどの国にいても開かれていくものだと思う
一つの狭いコミュニティで認められなくても、自分をダメだと思わないで!と伝えたいです

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方
感想投稿日 : 2024年6月11日
読了日 : 2024年6月11日
本棚登録日 : 2022年5月5日

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