プラナリア (文春文庫)

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本棚登録 : 3618
レビュー : 469
著者 :
まんぷくさん  未設定  読み終わった 

1年半ぶりに再読。性別、年齢、属性等すべて異なる「働かない」人々の短編。こうありたいと、こうである自分との大きな差。不本意でも受け入れて人は生きるしかない。でも諦めた道は本当に自分が望んでいることだったのか。過去と現在、理想と現実のアンビバレントな葛藤を行きつ戻りつする心の機微、そして底に横たわる抗えない孤独感。山本作品はやっぱりいい。深夜のパート、早朝のお弁当、実母と舅双方の介護、儘ならない大学生と高校生の息子娘。そして鈍感な夫。尽くすほどに寂しさが募る女性の『どこかではないここ』が印象的。

レビュー投稿日
2019年1月22日
読了日
-
本棚登録日
2019年1月22日
2
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