- 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続
- 宮部みゆき
- KADOKAWA / 2023年7月28日発売
- 本 / 本
- 購入する
やっぱり面白い。長い話でも終わりが知りたくて途中でやめられない。
それにしても今回、酷いことを平気でやる「人」と、心優しい「人でなし」と。「人でなし」が悪い言葉じゃないこともあるんだ。消えていった風舞さんたちや、約束を守り続けただんだん人形や、赤子を守るうりんぼ様や、人でないものがどうして人を守ってくれるのか、それをありがたいって思えないと道を踏み外すんだろうな。富次郎はわりと涙もろくて、いい奴だなあ。
2025年5月20日
- 透明なゆりかご(4) (KC KISS)
- 沖田×華
- 講談社 / 2016年10月13日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
鍋バーの想いが報われて良かった。一生懸命生きた人が報われるとちょっと神様ありがとうって思う。今回の透明な子たち、なんだかなあ。せっかく生まれたのにひどい目に遭うのはむごい。
2025年5月20日
- フィフティ・ピープル (となりの国のものがたり)
- チョン・セラン
- 亜紀書房 / 2018年9月27日発売
- 本 / 本
- 購入する
一人ひとりの話がたくさんあって、あちこち繋がってたりそうじゃなかったり。親子や夫婦でも思うことは違うし、同じ出来事でも視点が違うと全く別のことのように見える。ちょっと宮部みゆきの「理由」を思い出した。最後に登場人物ほとんどが同じ時期に巻き込まれて、誰か死んじゃったりするかと思ったけど誰も死ななくて良かった。とてもとても幸運だった。事故って小さいことが積み重なって、もしかしたら避けられたかもしれないのにってことがわりと多くて、すり合わせるの大事。傲慢な爺さんが多い中で、穏やかな二人、とても貴重。
真面目に生きてる人が報われる世界になってほしい、どこの国も。ズルい奴が得してバチもあたらない世界じゃあ、子供に生まれておいでって言えないよね。
2025年5月16日
有名なとこじゃないのが面白い。マニアな人と行くと目線が違って楽しいだろうな。それにしても都内だけでやたらとあるのね、博物館。
2025年5月11日
設定が面白い。女六人集まれば無敵!かも、確かに。大人が何人かいたら誰かしらが子供見られるし。もちろん一人一人がちゃんと自分の役割やらなきゃダメだけど。子供置いてどこか行っちゃう母親も、病気のこと子供に言えない母親も、今どき。子供たち、どっちもいい子だ。お話の主人公って無駄にいい子過ぎたりいじけ過ぎたり極端なこと多いけど、実際は目立たない地味な子がほとんどなんだよね。そういう子にスポットあたって嬉しい。おばあちゃんの急死はショックだけど、介護無しで逝くのは今の時代ものすごい子供孝行だと思う。子供たち、幸せになれよ。
2025年5月10日
- おじいちゃんのたびじたく
- ソ・ヨン
- 小峰書店 / 2021年3月1日発売
- 本 / 本
- 購入する
いい話。たびに出るひとにも、のこるひとにも、こうだといいな。
さよならが優しいものでありますように。
2025年5月8日
- 透明なゆりかご(3) (KC KISS)
- 沖田×華
- 講談社 / 2016年4月13日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
警備員さんの話が良かった。医療スタッフだけじゃない、いろんな仕事の人がいるんだよね、病院。お父さんに反応しない赤ちゃんが、死ぬのがわかってても生まれたいって答えたの、偶然じゃないよね。
2025年5月7日
- トップガン [DVD]
- トニー・スコット
- パラマウント ジャパン / -
- 本 / 映画
- 購入する
映画公開時っぷりに観た。トランプが喜びそうな「強くてかっこいいアメリカ」だな。単純に鼻っ柱の強い若造の愛と青春の話。今観るとただもう出てる役者がみんな若い!としか思えない。
2025年5月6日
- 君たちはどう生きるか [DVD]
- 宮﨑駿
- Happinet / 2024年7月3日発売
- 本 / 映画
- 購入する
そんなに悪くないけど夢の話みたい。。子供から思春期入りたての悪夢と戦争が絡んでるような。死んじゃった母さんは美人で婆ちゃんはバケモノじみてて、生きてる女子は気が強くて可愛子ちゃんじゃない。ジブリの女キャラ健在。
2025年5月6日
- あるかしら書店 (一般書 129)
- ヨシタケシンスケ
- ポプラ社 / 2017年6月6日発売
- 本 / 本
- 購入する
楽しい。本屋さんとお客さんのやりとりから、オススメ本の話への流れがそばで聞いてるみたいで楽しい。この本ってたちはこの本屋さんでしか売ってないのかしら。そんでもって「かしら」ってまず使わない言葉だけど、これつけると語尾が柔らかくなっていいね。
2025年5月6日
- J・J・J三姉弟の世にも平凡な超能力 (チョン・セランの本)
- チョン・セラン
- 亜紀書房 / 2024年11月22日発売
- 本 / 本
- 購入する
翻訳だからか、元々こういう文章なのかわからないけど、なんとなく絵本の文章みたいで新鮮な感じ。登場人物の気持ちや行動の説明が淡々としていて、押しつけがましくなくて良かった。結果として謎の超能力で人を救った三姉弟、能力が微妙で誰にも話さず、ひっそり終わるのが良かった。正義の味方は目立っちゃダメだよね。
2025年5月4日
- 夜明けの図書館 (3) (ジュールC)
- 埜納タオ
- 双葉社 / 2014年8月16日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
中堅いしもりんの話が面白かった。確かに、困りごとって知られるの嫌ってこともあるかも。病気の話って深刻な事態だとどう対応したらいいかほんとに困るから。
2025年5月1日
母の話は面白かったのに、息子の話はなんだか言い訳じみてるように思えた。自分の子供の頃の親に対する不満を晴らせなくて、自由に生きるって言い分で出たとこ勝負してるっていうか。この人の子供だったら生きるの辛いな。早いうちに諦念になるのも納得。息子、もう振り回されずに自分の意思でゆっくり生きていけたらいいね。
2025年4月30日
- 夜明けの図書館 (2) (ジュールC)
- 埜納タオ
- 双葉社 / 2013年5月16日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
絵本、読んだのが子供の頃だから、記憶がうろ覚えなんだよな〜。あとになってお話や絵の正しいことがわかると、間違い探しも案外楽しかったり。
2025年4月29日
- Lily ―日々のカケラ―
- 石田ゆり子
- 文藝春秋 / 2018年1月30日発売
- 本 / 本
- 購入する
ペットたちが載ってて嬉しい。雪ちゃんに頭載せてくつろいでるのが幸せそうでいいなあ。ゆり子の家の様子、1人じゃないとこれだけ綺麗にまとめられないだろうなあ。
2025年4月26日
- 夜明けの図書館 (ジュールC)
- 埜納タオ
- 双葉社 / 2011年10月17日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
図書館で本のこと聞いたことってそういえば無いや。探してまで読みたい本、いいなあ。
2025年4月25日
- 透明なゆりかご(5) (KC KISS)
- 沖田×華
- 講談社 / 2017年5月12日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
生まれ変わりの話、ちょっと救われる気がした。ひもじい思いをしなくていいなんて、望みがささやか過ぎて泣けてくるけど、それってほんとは幸せなことなんだよなあ。久しぶりの男児誕生に大騒ぎな家族、幸せなバタバタで何より。最初の話、ドラマでもやってたけど、人1人の人生責任持てるのかって考えたら、気安く産めとは言えないよね。
2025年4月23日
- ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ
- ヤマザキマリ
- 文藝春秋 / 2019年1月30日発売
- 本 / 本
- 購入する
リョウコが面白い。確かに型破りなんだけど、人に迷惑かけるほどじゃないし、ルール破りまくるわけじゃなし。ちゃんと自分で責任取れるくらいのルール破り教えてくれたなのかな?
「孫の代まではアタシの責任」
素晴らしい。
それにしてもこの母をさらに越えた娘の生き様はもう知ってるけど、妹はどう育ったのか気になる。
2025年4月22日
- ケイゾウさんは四月がきらいです。 (福音館創作童話シリーズ)
- 市川宣子
- 福音館書店 / 2006年3月31日発売
- 本 / 本
- 購入する
絵が可愛い。鶏や兎って昔、幼稚園や学校に必ずいたけど、なんかわりとほったらかしで可哀想だった覚えが。ケイゾウさんいくつくらいなのか、園児より年上なのか。毎年大変だねえ。
2025年4月17日
- マリー・アントワネットは何を食べていたのか ヴェルサイユの食卓と生活
- ダコスタ吉村花子
- 原書房 / 2019年6月12日発売
- 本 / 本
- 購入する
王族の食べたものの話。生まれた家での食生活がずっと元になるんだな。なんていうか、マリーはもう少し大人になってから、フランスじゃないとこへ嫁に行ったら幸せになれたのかも。フランス王家のなんでもかんでも見せ物になる習慣、なんでそんなしきたりになったのかすごく気になる。
2025年4月16日
- 透明なゆりかご(2) (KC KISS)
- 沖田×華
- 講談社 / 2015年10月13日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
ドゥーラさん、日本にもいればいいのに。でも向き不向きがあるか。最初の話の赤ちゃんが自分を見てるって、それが力になるってすごいなあ。
2025年4月15日
- 透明なゆりかご(1) (KC KISS)
- 沖田×華
- 講談社 / 2015年5月13日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
絵はかなり雑だけど話が面白い。多分これが現実なんだろうなって、同じことにしても妊婦によって反応も違うだろうし、母性がどうとかそんなの他人が言うなって話だし。この時代でも生まれてこられない子もいるんだ。外の世界を見せてあげる主人公になんか救われる。
2025年4月8日
- 新! 店長がバカすぎて
- 早見和真
- 角川春樹事務所 / 2022年8月31日発売
- 本 / 本
- 購入する
店長これじゃダメだろう。なんでなれたんだろ?昔は仕事は出来たのかな?いきなりこの本から読んだから人物が把握出来てないのかな?
2025年4月7日