山口小夜子 未来を着る人

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レビュー : 14
制作 : 東京都現代美術館編 
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山口小夜子 未来

身体は心の真の衣服
着替えることができない身体だからこそ大切にしたい

わたしたちは一人では生きていけない
だから自分のことだけ考えるのではなく 他に対して心を向けて欲しい 諦めず見返りを求めず接してみて水や植物鉱物動物機械そして人間に対して。自分中心になりがちの中で、他の物や人の立場に置き換えてみる心がほんの少しでも生まれたら、素敵でかっこいいことです。その心が幸せへの第一歩であり、ファッションなんです。私は今いろいろなジャンルのアーティストと切る意味をテーマに実験的なパフォーマンスのコラボレートを試みていますが、いつかどこかでそのような心を持つ君たちと出会いたいと思っています。

小夜子にとって、モデルの仕事とは、デザイナーが服に込めた意図を自らの体を持って解釈し直すと言う、他者との能動的なコラボレーションを指しました。(何でも着られる)と言う小夜子にとって切ると言う行為自体が外界に対する身体的な音コラボレーションを意味していたといえます。映像を切る空間を切る。晩年心も身体を切るのだと言った彼女にとって、キルトは存在することそのものを指すようになります。

写真家とモデルの一騎打ち

レビュー投稿日
2019年11月26日
読了日
2019年11月26日
本棚登録日
2019年11月26日
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