植物に寄生される病気「花患」を治療することができる樹木医、樹が主人公。花患の原因となる種は雄の種であることから、治療する者は花患の患者が分かるよう若くして品種改良された雌の種を飲む。
雌の種に惹かれる花患の患者は治療者に恋をしているような錯覚に陥ってしまうらしいが、完治すると種と一緒にその気持ちは消えてしまうらしい。そう説明する樹が過去に傷ついたことがあると匂わせているが、謎なまま。全てを解決するわけではないが、シリアス過ぎずに平和に終わる。
物語の最初に登場する患者の男の子がストーリーの中心人物となるため、BL的な表現があるため「男同士で友人以上恋人未満…かな?」程度が大丈夫だったら読めると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
私物
- 感想投稿日 : 2015年5月10日
- 読了日 : 2015年3月28日
- 本棚登録日 : 2015年3月28日
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