専門用語も多いが比較的分かりやすい。セリフが少々説明的かな…と思ったが江戸から来た主人公・金吾を通して
銀山町や採掘場での専門用語や人々の独特な感性と生き様を学び、理解する流れか。雰囲気としては「与楽の飯」と少し似ているな、という印象。
ラストは切ないが、それも町の日常の一つとして描ききっていて素晴らしい
堀子の与平治と飯屋で働くお春は結ばれるのだろうか、と思いつつ読んでいたが結果は想像とは少し違っていた。それでもこの2人の関係性も互いへの思いやりがあり、温かいものとして終わったのが良かった
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図書館本
- 感想投稿日 : 2022年11月15日
- 読了日 : 2022年11月15日
- 本棚登録日 : 2022年10月18日
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