主人公は内気で臆病なバクシャーの世話係の少年、ローワン。
魔女にもらった枝が手がかりになって、6人と一緒に冒険に行くことになる。
魔法の地図、魔女、蜘蛛、洞窟、氷、竜などファンタジーの王道要素が盛り沢山。でも、ひと味違うのが主人公が臆病な男の子であるというところ。そして冒険する仲間は職業も粉屋、織物屋、家具屋などバラバラ。ローワンとは親と子ほど、年齢も異なる。生活も、勇気を出す理由も、苦手なことも、それぞれ違う。
ファンタジー作品の中で、年齢や性別を超えたその人の役割やその人が持つ強さと弱さを描き切るところ、冒険へ行って帰ってくる安心感が大好きな作品。
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- 感想投稿日 : 2024年9月15日
- 読了日 : 2024年9月15日
- 本棚登録日 : 2024年9月15日
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