図書館で借りた一冊。
主人公のミサエがただただ不憫でならなかった。
タイトルにインパクトがあったので内容が気になったのだが、昭和で田舎の悪い所を詰め込んだ作品の様に感じた。祖母やその親戚関係の家を渡り歩き、挙句に虐げられ扱き使われ、最後まで救いようのない物語だった。ミサエの実の子である雄介が別の家に養子として引き取られ、そこで農家を継ぎ、小山田を見返すエンドで終わっているがここまで救いようのない小説を読んだのは初めてかもしれない。(救われたのは雄介を引き取った母ぐらい?)登場人物が基本的に嫌な奴か虐げられる人かその他に分類されており、感情移入しずらかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月28日
- 読了日 : 2024年1月28日
- 本棚登録日 : 2024年1月28日
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