縁有って何度かお話をさせていただいた事のある方です。
語り口そのままの文章でした。
個展も何度か足を運ばせて頂きました。
静かなモノクロームの画面の中に、
赫々とした情熱を感じさせる個性的な作品群。
それを言葉に、文字に起こすとこうなるのだなと
思わせるエッセイです。
鬼海さんの写真を「舐め尽す」程味わいたい方には
持って来いの一冊です(笑)
故郷の寒河江の描写が多いのですが、
写真はインドやトルコの日常風景が殆どです。
これがなぜか相性がよろしいという不思議。
言葉遣いも非常に気を遣って書かれている気がします。
いつも手元に置いておきたい一冊です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年3月17日
- 読了日 : 2015年3月17日
- 本棚登録日 : 2015年3月17日
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