ぼっさんこと若山牧水の秀歌と、優しい気持ちのいっぱい詰まった随筆がこれ一冊手のひらサイズに収まる最高の一冊。青空文庫でも読めるものが入ってはおりますが、やはりこう云うのは紙の本で読みたいですね。
後半「石川啄木の記」は、3編共に啄木の臨終について触れられていて、内容が被っては居るのですが、どれも牧水の、啄木その人に対する優しさと愛情が感ぜられて非常によろしいです。
玉城徹氏の解説も、タダの贔屓目だけで書かれた物では無い所が非常に良かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月14日
- 読了日 : 2019年2月14日
- 本棚登録日 : 2019年2月14日
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