羊と鋼の森 (文春文庫)

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本棚登録 : 5965
レビュー : 638
著者 :
修さん  未設定  読み終わった 

明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体

これが柳が目指した調律
言葉にできないようなものを言葉にしているところがすごい
この世界には、感覚ではわかっても言葉にできなく、もどかしくなり、そのもどかしさから逃げて知らないふりをしている人も多くいる。
そんな人たちへ向けてのものであると思う言葉様々なことに通づる
この作品は表現の一つ一つがその場の情景、そしてその時に感じる風なども目を瞑ると感じてくるような作品。
調律の世界を自分の生まれである、森という場所とリンクしている事でまったく想像もつかなかった調律というものが少し身近に、そして美しく捉えることができた。
こんな表現をかけるようになりたい。

レビュー投稿日
2019年2月10日
読了日
2019年1月1日
本棚登録日
2019年2月10日
7
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