目的: PMFの達成
1.アイディアの検証
2.課題の質の向上
3.ソリューションの検証
4.必要最低限の製品づくりと検証
1.アイディアの検証
目標: 正しい仮説を立てる
・本質的な顧客の痛みを理解しているか
・なぜ私がやるのか
・他の人が知らない秘密。誰もが気付く/実行できる解決策では、大企業に負ける
・今ではSNSのおかげでイノベーターとアダプターは増えている。いかに早く使ってもらい、PDCAを回せるか
・今はない、スケールの大きな市場を作るのがスタートアップ。すでにある市場で確実に設けていくのがスモールビジネス。
・なぜ2年前でも2年後でもなく、いまやるのか。
・PEST分析大切。
・ビジネスアイディアの10のフレームワークを理解しろ
・持続的イノベーションと破壊的イノベーションは違うら
・ニッチな市場を独占し、広げろ。
・リーンキャンパスを何回も書き直せ。
2.課題の質の向上
目標: 想定顧客と起業家の課題意識の合致
(顧客の本当の課題を突き止める)
・課題検証で8割が決まる。
・ペルソナを作れ
・エンパシーマップを作れ
・カスタマージャーニーを作れ
・認知バイアスが働く。想定が本当に正しいか、高望みはしていないか、クリティカルに考えろ
・ジャンベリングボードで前提条件を洗い出せ
・20人のアーリーアダプターにインタビューしろ
・KJ法でインタビュー結果をグルーピング→新たな仮説づくり
3.ソリューションの検証
目標: 想定する課題と想定する解決策の合致
(顧客の課題を解決できる&使ってくれる解決策の洗い出し)
・プロダクトタイプカンバンボードを使え
・顧客インタビューで、ブレストした機能の中から本当に重要な機能を見極めろ
・本当に必要な機能に専念しろ。あったらよい、は実装するな
・プロトタイプの要点を30秒で語れるようにまとめろ
・まずは紙でプロトタイプを作れ。全員で作れ。
・機能の分類→構造化→各画面の表示コンテンツ決め→ページ遷移決め→UX想定→ユーザーインタビュー
・ツールプロトタイプを作成しろ
・ユーザーインタビューは動画に撮れ。わずかな体の動きを見逃すな。
4.必要最低限の製品作りと検証
目標: 実用上最低限の製品を作り、検証する
・作り込む必要はない。検証に必要最低限な機能だけを持った製品(MVP)を作り、何度も検証しろ。
・プロトタイプ検証は無料、MVP検証は有料。じゃないと、お金を払うだけの価値を感じているかわからない。
・MVPのタイプは5つ。
・ランディングページMVP(LPを作る)
・オーディエンス開発型MVP.(想定顧客がいるコミュニティに入り込み、使ってもらう)
・コンシェルジュMVP(実装せず手動でできることは手動で)
・動画MVP(製品紹介動画を作り、事前申し込みを募る)
・ピースミールMVP(既存のサービスを組み合わせて、作りたいサービスもどきを手軽に作る)
・ツールMVP(すべてを実装せず、目玉機能のみ実装する)
・MVPを作り検証したいユーザーストーリーを明確にしろ
・スプリントキャンバス、スプリントカンバンボードを使え
・検証のために、泥臭く足を動かし、顧客に会い続けろ。
・AARRR指標(海賊指標)で反応を分析しろ
・獲得→初回利用→継続利用→他のカスタマーの紹介→売り上げ確保
・MVPの検証とは、バケツの穴を探り当て、1つ1つ塞いでいくこと
AARRR指標を用いて検証するために、事前にKPIを設定しろ
・「content is king, UX is queen」。新しい機能を実装するより、UXを改善しろ。
・PMF達成の条件は3つ。高い継続利用率を保てているか。ユーザー獲得から収益化までの流れが確立しているか。リーンキャンバスのすべての項目の内容が成立しているか?
・「この製品がなくなったらどう思うか?」という質問に「非常に残念」と答える人の割合が40%を越えれば、継続的に顧客を獲得することができるか
この項目を全て満たせば、PMFを達成できる。すなわち、0→1を実現できる。
しかし、これは0→1はあくまでテスト販売。ここからが本当のスタート。1→10, 10→100の戦いが始まる。そこからは、製品の採算性の向上など、別のスキルが必要になる。
- 感想投稿日 : 2019年6月4日
- 読了日 : 2019年6月4日
- 本棚登録日 : 2019年6月4日
みんなの感想をみる