芥川賞受賞作。ドイツに住む主人公の前に東日本大震災で亡くなった友人が現れる話で、起承転結やストーリーよりも世界観や情景を読む作品。ずっと静かに進行し、そのまま静かに終わる。美術館の中で横スクロールの絵画を鑑賞しているような、そんな気持ちになる物語。
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- 感想投稿日 : 2021年8月17日
- 読了日 : 2021年8月17日
- 本棚登録日 : 2021年8月17日
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