今まででこんなに感動した物語はありませんでした。
今読み終えましたが、エピローグ手前から文字がボヤけて見づらくて見づらくて。
余韻が凄まじい状況ですが、感想。
心にどす黒くて粘っこい澱があるような犯罪歴のある青年 と 想像通りの優しい田舎のお婆ちゃん が暮らす話。
この作品で、とにかく印象深い感動する場面というのは、お婆ちゃん含め、村の人達から青年に対する無償の愛を感じるところ。
人ときちんと向き合って、人を受け入れて、成長していくことを優しく厳しく教えてくれる事。
親が子供に教えるように、村人たちは青年をみんなで受け入れて立派になるように育ててくれる。
青年は、今までのやり方通りに裏切り、逃げようと何回も心の中で葛藤する。
それすらも見越してるように、村人たちは向き合ってくれる。そんななかで青年の心は…
人を信じる美しさ、家族との向き合い方、田舎と都会の生活感や時間の流れ方、このような事を自分に置き換えて考えさせられます。
婆ちゃんやシゲ爺のような、寛容、寛大な人間になりたいと思います。疑うより、信じたいです。
この本は手放さない大事な本の1つになりました。
時期をおいて、また読み返してみたいと思います。
素晴らしかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月22日
- 読了日 : 2021年1月22日
- 本棚登録日 : 2021年1月22日
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コメント 9件
yhyby940さんのコメント
2021/02/21
しょういちさんのコメント
2021/02/21
yhyby940さんのコメント
2021/02/21
hs19501112さんのコメント
2021/02/22
yhyby940さんのコメント
2021/02/22
しょういちさんのコメント
2021/02/22
yhyby940さんのコメント
2021/02/22
hs19501112さんのコメント
2021/02/24
yhyby940さんのコメント
2021/02/24