スプートニクの恋人 (講談社文庫)

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本棚登録 : 13704
レビュー : 1250
著者 :
kanegon69 さん  未設定  読み終わった 

たまに必ず読みたくなるんです。村上春樹さんの小説。熱狂的なファンがいる一方、素敵なストーリーを求める読書には敬遠されがち。では私が何故、時々彼の小説が無性に読みたくなるのか、自分でも無意識だったが、素敵なストーリー性よりも、村上さんの独特な不思議ワールドのなんとも言えない奇妙なパラレルワールド的な世界観、そして見事に美しい文章(音読したくなる)にどこか惹かれているのだろう。だから他人に勧めるかと言えばNOだが、自分が満足したかと言われればYESである。

スプートニクとはソ連の初の人工衛星の名前だが、人工衛星同士はなかなか交わる事はなく地球の周りをグルグル周り、ほんのある瞬間、交差するときに近くをすれ違う。

主人公と、すみれ、ミュウと言う三人が、それぞれに両思いにはなれずに、まるでスプートニクの人工衛星のように恋愛感情がすれ違う様子が丁寧に描かれています。

最後、あぁこのまま終わっちゃうのかなぁと思っていたところ、ほんとに最後の2ページでバシッと流れが変わり、エンディング、、あぁ、まさかの余韻が来ました。

きっとまた村上さんの作品は読みます。別の著者の感動的なストーリーの作品を何冊か読んだあと、無意識に何かを求めて。

レビュー投稿日
2019年2月22日
読了日
2019年2月22日
本棚登録日
2019年2月18日
4
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『スプートニクの恋人 (講談社文庫)』のレビューへのコメント

kanegon69 さん (2019年2月24日)

麻理さん、いつもコメントありがとうございます。実は私も苦手なんです!^_^ 私はヒューマンドラマ系や、素敵な話、あとドキュメンタリー系、ミステリー系などが好きです。でも、何故か読んでしまう不思議^ ^ ハルキストの皆さんには申し訳ないが、ストーリーはあまり面白くない、惹きつけない、、そもそも村上春樹氏が読者を喜ばすために書いてないそうです 笑 でも文章が綺麗で、なんか不思議なワールドなんです。ちょっとダークな。だから一切誰にも勧めないです。自分にも勧めてないのに、気が付いたらレジに、、笑 ほんと不思議な出会いです。

mikahayashiさん (2019年2月24日)

『女のいない男たち』を読んでから、村上春樹を読んでみようと思いつつも、何を読めばいいのか?となかなか手を出せないでいました。
『スプートニク…』読んでみます!

kanegon69 さん (2019年2月24日)

mikahayashiさん、コメントありがとうございます。私は今年からプクログ始めましたので、去年読んだのですと、アフターダーク と 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 の2作は good でした^ ^

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