恋愛小説のイメージが強く、学生のころに「クラウディ」一冊読んだきりで、その後ほとんど読んだことのなかった作家でしたが、今回この作品を読んでイメージが変わりました。
こんなに硬質な(古風な?)文体で書かれているとは思わなかった。
いじめられっ子だった主人公が少年刑務所の看守、いじめっ子だった花井が受刑者として刑務所で再開する話。
主人公の心の葛藤が延々と続き、希望という「光」も見いだせない…読後感の重い作品でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年8月13日
- 読了日 : 2016年8月13日
- 本棚登録日 : 2016年8月13日
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