※このレビューでは第1-4巻を扱っています。未完の連作。
※性表現を含む作品です。
◆第4巻のレビュー(20181129・Kindle)
二宮阿仁がほとんど出てこなくて驚いてしまいました、二宮阿仁がほとんど出てこなくて。
しかしさらに登場する新キャラ。これは一体。
◆第3巻のレビュー(20180729・Kindle)
あのですねえ、二宮あにぃ最高ですよね~。
めちゃかわ。
見所は銭湯で男の娘の自然体なエロくない入浴シーンと、遊園地で双子の妹といちゃいちゃしちゃうとこです。
二宮あにぃを人間国宝に指定しましょう。推します。
◆第2巻についてのレビュー(2018年1月30日投稿・Kindle)
「待つ」とはなんでしょうか。
いま、あなたが待っているのは、なんだろう。人間は誰しも、なにかを待っているものです。赤ちゃんはごはんを待つし、ご老人はねむりを待つけれど、あなたはなにを待っていますか。
さて、誰しもが待ちに待った第2巻『双葉さん家の姉弟』、読みましたか。第2巻。まず妹持ちの"男の娘"が早々に女性用下着が包む股間を見せつけてくるので、一部の方がもっとくれと言ってそうですよね。そして"ショタ"化した弟を可愛がる姉、こんな姉ちゃんくれ弟くれと言ってそうですよね。さらに新キャラで別の義姉弟ですよね。
そろそろ天才の人は気づいているはずですが、本作の中心にあるのは「近親相姦」です。「近親相姦」です。「「「近親相姦」です。」です。」です。そも近親相姦とは現代においてタブーとされていますが、その点はよく論じられていますから割愛します。家族と性的な関係を結ぶこと、あなたはどう思いますか。
本作には3組の兄弟姉妹がカップルに類するものとして登場します。「双葉姉弟」、「二宮兄妹」及び「小林義姉弟」。前者2組は双生児であり、言うなれば、生まれてからずっと一緒です。後者1組は真逆で、生まれてからずっと知らなかったのにある日唐突にできた家族です。そうです。これらは、同質性に係る変化の点において明確に対照し描かれています。最初は殆ど同じだったふたりが、どんどん違っていってしまう様子、対して、全く別物だったふたりが同じになっていく様子。いずれふたりだけの問題でなくなるとき、社会との摩擦に耐えかねたその人は、なにを待つでしょうか。
双子の近親相姦という永久機関、不変の象徴は人類になにをもたらすでしょう。双子は、また、その対偶は、これからなにを願うでしょう。
そう、「待つ」ことは、「欲する」ことなのです。
◆第1巻についてのレビュー(2017年8月29日投稿)
<印象>
二卵性の双子、いちゃいちゃ×2。
弟だいすきな完全無欠お姉ちゃん、不良ぶるけどやっぱり姉だいすきな弟くん。
ほか、"男の娘"な攻め攻め小悪魔お兄ちゃんと、兄だいすきなのに素直になれない妹さん。
"男の娘×女の子"があって、大好きな作品です。
<類別>
漫画。
ロマンス、学園、コメディな感じ。
近親相姦、"男の娘"、"女装男子"の要素を含みます。
<筋>
たのしい。
"ラブコメ"によくある流れを、ややニッチな"双子物"と混ぜあわせることで、近親相姦作品なのに軽くも重くもなりすぎず、ちょっと変わってるけど王道的に面白い作品に仕上げてる~っておもいました。
男の娘の一人称が「俺」でして、好みのど真ん中です。ほんと最高。
ほんわり。
<画>
かわいい。
姉と弟の身長差あり、ナイス。兄と妹の身長差なし、ナイス。すきです。
乳袋の存在感が、男の娘の平板を際立たせており、胸のコントラストが胸自体の魅力を力強く描きだしています。
男の娘お兄ちゃん本当にかわいい……ありがとうございます!ありがとうございます!
らぶ。
<備考>
このレビューは、2017年8年29日にアマゾンKindleストアにてダウンロードしたものの鑑賞に拠ります。
次巻、明日発売されねえかな。
- 感想投稿日 : 2018年11月29日
- 読了日 : 2018年11月29日
- 本棚登録日 : 2018年11月29日
みんなの感想をみる