青い眼がほしい (TONI MORRISON COLLECTION)

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本棚登録 : 108
レビュー : 21
まみんちょさん  未設定  読み終わった 

西加奈子さんがトニ・モリスンをベタ褒めしていたので。

題材が重い…というかどうしても嫌悪感を覚える。
まあ一旦そこは横に置いておいて…

白人に押し付けられた価値観の下
屈辱と劣等感を味わって生きる黒人社会。
その中で青い眼が欲しいと願う少女ピコーラ。
皆が可愛いと言う金髪碧眼を破壊した少女クローディア。

著者はあとがきで自分の美しさを受け入れないことに対して
何かを言おうとしたと書いていた。
きっとクローディアがトニ・モリスンなのであろう。
社会の価値観に反撥し闘える女性。
1970年当時この考え方は黒人女性の啓蒙を後押しするものだったと思う。
それに対し押し付けられた価値観に甘んじている象徴のピコーラ。
だからって彼女に嫌悪感覚えるような悲劇をもたらすのはあんまりだわ!って正直最初は思った…
とはいえ同胞に眼を覚ますように強く訴えるのには
インパクトある内容が必要だったのかも。
つまりそこまで強く訴えなければ変えていけない世の中だったのかもしれないと
感想をまとめている時に思い当った。

レビュー投稿日
2019年1月30日
読了日
2019年1月27日
本棚登録日
2019年1月27日
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