『名探偵の掟』の続編ですが、構成は異なっており、“別物”という感覚が強かったです。
冒頭からファンタジーめいたことが起き、予想も出来る範疇ながらも必死に頁を追ってしまう不思議さがありました。
そして全てが明らかになった時は寂しさと切なさとどこか心が温かくなり、これまた不思議な読後感。
何作か東野圭吾先生のミステリを読んでから『名探偵の掟』を読み、この作品を読むほうがこの作品の良さがより分かるかと思います。
タイトルにある“呪縛”は色んな人に対して言えることであり、奥深いと感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2021年6月28日
- 読了日 : 2021年6月28日
- 本棚登録日 : 2021年6月28日
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