終戦直前の日本を舞台としたサスペンス小説。
特高警官が主人公という異色。
朝鮮人、アイヌ、国内の異民族、大東亜共栄圏に内在する問題点など、凄くバランスの取れた視点で書かれていると思った。
物語も面白く「謎」の牽引力はそこそこある。
太陽=あの兵器ってのは、序盤で分かる人には分かるけど、でもって震洋が出てきた時点で?だったけど、なるほど分ってらっしゃったのだなーという感じ。
はっきりいって面白いし、勉強になった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
サスペンス
- 感想投稿日 : 2020年9月21日
- 読了日 : 2020年9月21日
- 本棚登録日 : 2020年8月20日
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