凍てつく太陽 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2020年8月6日発売)
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本棚登録 : 248
感想 : 22
5

終戦直前の日本を舞台としたサスペンス小説。
特高警官が主人公という異色。
朝鮮人、アイヌ、国内の異民族、大東亜共栄圏に内在する問題点など、凄くバランスの取れた視点で書かれていると思った。
物語も面白く「謎」の牽引力はそこそこある。
太陽=あの兵器ってのは、序盤で分かる人には分かるけど、でもって震洋が出てきた時点で?だったけど、なるほど分ってらっしゃったのだなーという感じ。
はっきりいって面白いし、勉強になった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス
感想投稿日 : 2020年9月21日
読了日 : 2020年9月21日
本棚登録日 : 2020年8月20日

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