チャールズ・ディケンズの長編小説。1837年から1839年まで「ベントリーズ・ミセラニー」に月刊分載、単行本は1838年刊された作品。1837年と言えば幕末の末に近くはあるが徳川慶喜が誕生した年で幕末の動乱はまだ先のことである。江戸時代にイギリス人の作家によって描かれた作品は、その後アニメを含めて6作品が映画化される。
「オリバーツイスト」
https://www.youtube.com/watch?v=Sd93Kxjc-Uw
この作品は本当にすごいと思う。原作をまだ読む機会に恵まれていないのだが日本で今こういった作品を書けるだろうか?1800年代初頭という時代に弁論やペンの自由と言ったものはあったのだろうか?その中でディケンズの真っ向勝負がこの作品の中にある。
上流階級に対してはきれいな描き方をしているが、社会制度いや国に対してなのかもしれないが当時の英国を非難しているような感がある。少年の生き様の中に国の批判を含めた作品は他には……思い浮かんでこないなぁ~
俳優さんで印象に残るのはフェイギン役のベン・キングズレーさんですね!どうしてもシンドラーのリストが頭から離れないので、悪役と決めつけて見られませんでした
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
子供向け
- 感想投稿日 : 2015年7月19日
- 本棚登録日 : 2009年8月5日
みんなの感想をみる