とある1K8畳の広くて浅くてちょっと気になる本棚

まずはじめに、僕は普段1冊の本を読み切ることができない人です。が、今回手にとった塩谷さんのエッセイ集は流れるように読めました。その理由は「距離感」だと感じます。著者と読者との距離感もそうですが、本の内容を踏まえても「距離」がキーワードの一つにありそうです。「刺激に満ちた遠い世界」との距離。「自分の輪郭」との距離。読み進めるごとにあらゆる「距離」の対象と大きさが変化するように感じました。

2021年10月5日

読書状況 読み終わった [2021年10月5日]
カテゴリ 小説

思考力を鍛えるために、社内の朝勉強会(15min)のテーマブックとして利用しました。

印象として、「著者がアップデートを重ねた効率的なメモ方法」のHowto本という感じです。少しストイックな気はしますが。

自分は今までもメモを取るように意識はしてきた「つもり」でした。ただ...
「どんなサイズのノート」
「どんな体裁・テンプレートで書くか」
これに意識をとられがちでした。

この本にはその意識がどれだけ「メモをとる」という行為にとって重要ではなく、本質は何かというところが書いてあります。

ひとまず半月ほどメモのとり方を実践してみましたが、最初のメモと見比べると
・一文の文字量が増える
・箇条書きの項目の数も増える
・字が汚くなり、大きくなる(良い意味です)
など明らかに効果が出ていました。

この本で紹介されているメモ法を実践するかは別として
「メモ」を見直す、知るということには良い本かと思います。

2019年10月6日

読書状況 読み終わった [2019年9月20日]

身の周りにモノが溢れている人。
ミニマリストに興味がある人。
大量生産の商品に囲まれている人。

とりあえず読んでみてほしい1冊です。
自分がここからワクワクできるモノに囲まれることで生活が豊かになる。
「豊か」ってかなり曖昧で主観によるものが大きい気がしますが、自分の「豊か」を考えるきっかけにもなりました。

自称ミニマリストの自分ですが、「ミニマリスト」と聞くとモノを減らす。断捨離が大事。という固定観念が少なからずあると思っています。
もちろん大事なことではありますが、断捨離後に残る身の周りのモノたちは何なのか。残ったモノたちにどれだけワクワクできるのか。実はもっとアップデートできるんじゃないかとこの本を読んで感じさせられました。

サクサク読めるのでおすすめです。

2019年10月4日

読書状況 読み終わった [2019年10月3日]
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