呪いを、日本の歴史や文化の観点に立って書き綴っている面白い本です。
陰陽道や密教などから呪いを紐解いたり、長岡京、平安京への遷都にまつわる共同体への呪いの影響、ひいては村単位でのミクロな共同体での呪いの有り様を描いたり…さまざまな呪いについての記述が面白い。
「呪い」について紙幅を取っているため、歴史に関しては簡単な知識がある方が理解が進むかと思います。
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- 感想投稿日 : 2020年7月12日
- 読了日 : 2020年7月7日
- 本棚登録日 : 2020年7月7日
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