このシリーズで取り上げられるものは中身は知らなくてもたいていは聞いたことがあるんだけど,この本は初めて(タイトルが普通過ぎて印象に残っていないだけかも)。時代的にも武士道と双璧をなす本だったとは知らなかった。
不完全だから完成に向かえるといった発想は面白いものの,それ以上の収穫だったのが「自分と相手の共同参画でものごとを成し遂げるという精神は、東洋の文化全般に見られることだ」という考え方。二人称のゲーム(いわゆるストーリー系のPRGとか)が日本で受け入れられていて海外ではイマイチなのもこういう要素があるのかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養・ビジネス書
- 感想投稿日 : 2019年1月27日
- 読了日 : 2015年1月24日
- 本棚登録日 : 2014年12月29日
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