キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)

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本棚登録 : 3920
レビュー : 622
著者 :
二川項さん 教養・ビジネス書   読み終わった 

これからのメディアのあり方を論じた一冊。全体的にはそのとおりだと思うけれど,なんか腑に落ちない部分もある。
本当に一億総キュレーションの時代が来たら,求められるのはキュレーションをキュレーションするメディアではないか。そして,それは,それでも比較的優位にあるマスメディアとなるのではないか(前は比較することすらできなかったわけで,それは佐々木さんの言うとおりなのかもしれない)。
というよりも,既存メディアは今後はキュレーションのひとつに過ぎなくなるのではないか。二項対立的にもう影響力がないんだと論じているところが保守か革新かみたいな前世代的な匂いがするのはやや残念。そもそもこの論を書籍という既存メディアで出版しているわけだし,ちょっと言い過ぎな感じがとしてもしている。
そのほか,「キュレーション」と「編集」の概念的な違いの整理が足りないところもあるのだけど,今後の姿としてとても参考になる一冊であることは間違いない。

レビュー投稿日
2019年2月17日
読了日
2011年4月10日
本棚登録日
2011年3月27日
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