七つの時計殺人事件 (新潮文庫)

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感想 : 6
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主人公のバンドル(本名アイリーン)の勇敢さに感銘を受けた。彼女は、ある殺人事件の犯人を追っている最中、怪しいグループの存在に行き着き、なんと彼らの会合場所に乗り込んでいったのである。見つからないように食器棚の中に隠れ、一晩中そこに潜んでいた。殺人を犯したかもしれない組織の中に一人で潜入していく彼女はなんて勇敢なのだろうと思った。
また、犯人を捕まえようとして自分一人で夜の屋敷を彷徨くなど、当時の一般的な若い娘のやることでは無いと思う。
結局、犯人はそれまで行動を共にしていたある男性であることが明らかになるが、秘密結社、殺人、暗号など、ワクワクする要素がつまった作品にフレッシュさを感じさせるのはバンドルの存在があってこそかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年6月25日
読了日 : 2018年6月20日
本棚登録日 : 2018年6月25日

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