読書の技法

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2012年7月27日発売)
3.72
  • (311)
  • (614)
  • (466)
  • (99)
  • (24)
本棚登録 : 5090
感想 : 613
3

この本はあとがきに書いてある通り、技法というより、読書の有用性を訴えている

年間4000冊を読む人の技術集
まず、じっくり読む本とそうじゃない本の区別のために速読があると言っていた。
また、熟読する本選びのためにも超速読というものも有効であると説いている。

本書は作者が文系であることから外国語や歴史について主にふれて、読書というものもを紹介している。ただ、自分は文系教科に馴染みがないため、頭に入りにくかった。


筆者の膨大な読書した本の中から、本題目に沿った引用が数多くある。
こんな本があるんだという、知の追求、知的好奇心の刺激に最適。自分の無知の知を再認識する

ただ、この本の内容はエビデンスを他の本にしているため、最新の論文などによる科学的に根拠が薄い部分もある。だけど、自分の知らない分野の知に触れられて良かった

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年3月17日
読了日 : 2019年3月17日
本棚登録日 : 2019年3月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする