自分の苦労や悩みの小ささ、努力の足りなさを痛感させられる。著者の壮絶な経験が事実として淡々と書かれており、一気に読むことができた。本書は落ちこぼれが弁護士になってみんなを見返す、そんなサクセスストーリーではない。弁護士になってからも自分の過去の行動で家族を傷つけてしまったことを悔いており、著者は今の自分だから出来ることを常に模索し続けている。
どんなに堕ちても、人生を好転させるチャンスはある。それを見逃さず、一途に信じ抜き、頑張ることで自分を変えられるというメッセージが伝わった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月18日
- 読了日 : 2022年1月18日
- 本棚登録日 : 2022年1月18日
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