村上春樹の短編の本で取り上げられていたので読んだ。
表題作は、これまでに読んだことのない奇妙な作品。うまく説明できないが背筋がゾッとするような小説だった。土俗や血縁にまつわる呪術的な空恐ろしさがヒシヒシと伝わってくる感じは、昨日読了した遠藤周作「沈黙」との対比もあってか、かなり深く印象に残った。
基本的に旧仮名遣いで、ところどころ旧漢字が混ざる(全てではない)のもかなり目を引いた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年11月12日
- 読了日 : 2022年11月12日
- 本棚登録日 : 2022年10月31日
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