猫語の教科書 (ちくま文庫)

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本棚登録 : 1924
レビュー : 279
制作 : Paul Gallico  灰島 かり 
8minaさん    読み終わった 

猫好きの、猫好きによる、猫好きのための本。
今まで知りませんでしたが、他のレビューワーさんに感謝です。

うーん、そうなのか。かつて一緒に暮らしていた猫はそんな風に考えていたのか。改めて愛らしい猫の姿に感服です。

猫の視点で書かれた、人間との共同生活の指南書。彼女の後に続く猫たちが如何にして人間の生活を乗っ取るか、ノウハウを教えています。猫たちは実は飼われているのではなく、人間の家と生活を我がものにしようと、日夜企んでいるのだそうです。驚愕の事実。

随所に猫たちの愛らしい仕草が溢れています。猫とともに生活した(生活を乗っ取られた)ことのある方なら、あるあると頷きながら読んでしまうでしょう。電車の中で読んでいた私もニヤニヤしてたかもしれません。

小さい頃遊んでくれた猫も、大人になると知らんぷり。
ちょっと安めの猫缶に変えたら、匂いを嗅いで食べてくれない。
おなかすいたら、にゃ、にゃ、にゃ、にゃあ、にゃあ
機嫌悪けりゃ、シャ、シャ、シャ、シャア、シャア

でも、猫の策略も人間の女性には通じにくいそうです。なぜなら基本的に女性と猫の策略は同じだから。恐ろしや。

本の最後に大島弓子さんのページあり。「綿の国星」が懐かしい。

本棚の中の猫本
 ・旅猫レポート  有川浩
 ・誰かのまなざし  新海誠
 ・彼女と彼女の猫   新海誠
 ・陽だまりの彼女   越谷オサム
 ・チマチマ記  長野まゆみ
 *夏への扉   ハインライン (未登録でした)

レビュー投稿日
2014年1月27日
読了日
2014年1月27日
本棚登録日
2014年1月12日
12
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『猫語の教科書 (ちくま文庫)』のレビューへのコメント

nejidonさん (2014年1月28日)

8minaさん、こんばんは♪
わぁお!懐かしいです!これ、面白い本ですよね。
ギャリコの作品に初めて触れた、思い出の一冊です。
で、この後何冊も読むことになったけど、これが一番だったような。。
8minaさんはどの作品がお好きなのでしょう?

8minaさん (2014年1月28日)

nejidonさん、こんばんは。
花丸コメントありがとうございます。

実はポールギャリコの本は初めてなんです。今まで知らなかったなんて損した気分。ギャリコは多くの猫本を書いているようなので、これから読んでみます。

九月猫さん (2014年1月29日)

8minaさん、こんばんは♪

この本、いいですよね!大好きです。
8minaさんはこれがギャリコさんお初なのですね。
わたしは一番最初に読んだのが「ジェニィ」なので、一番好きなのも「ジェニィ」です。
とはいえ、猫のお話もその他のお話も、読んだ本はどれも大好きな作品になっています。
8minaさんのおかげで、ギャリコ作品を再読したくなりました。
楽しいレビュー、ありがとうございます♪

8minaさん (2014年1月29日)

九月猫さん

沢山の花丸とコメントありがとうございます。
「ジェニイ」探して読んでみたいと思います。私にとっての印象強い猫本は「夏への扉」でした。古いハヤカワSF文庫のピート君の後ろ姿が懐かしい。でも、猫の生き生きとした姿はギャリコさんですね。

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