宮島未奈さんの新刊は、高校の部活の話。タイトルや装丁のイメージ通り、爽やかな青春を感じさせるストーリーだった。
高校初日に平安時代へ並々ならぬ情熱を持つ安以加から「平安部」に誘われた栞。そこから平安部の新設の動きが始まり…。個性的な仲間や小規模で新しい部だからこそ、のびのび活動している様子がとても良かった。こんな部活だと高校生活も一段と楽しいだろうなと思う。部員のみならず菅原高校の生徒は皆真っ直ぐで健全で、それを取り巻く保護者や先生も人間的で憎めない人たちばかり。自分も部員になったかのように部員たちのアイデアで始まる色々なアクティビティを夢中に読み進めた。習い事でやっていた習字を思い出し、久しぶりに書道をやってみたくなった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2025年4月16日
- 読了日 : 2025年4月16日
- 本棚登録日 : 2025年4月16日
みんなの感想をみる