麦本三歩の好きなもの 第一集 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2021年1月14日発売)
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感想 : 457
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大学図書館に勤める20代女子「麦本三歩」の脳内の様子を中心に描いた物語。物語だが、ずっと読んでいるとこんな子はどこかにいそうだなと、実在していない方が不思議という感覚になってくる。住野よるさんの作品を初めて読んだ。

大学図書館という職場環境に憧れがあり、そこが舞台なのも私にとってはポイントだったが、なんとなく流れていく日常の話というのも、好きだった。三歩はあまり仕事ができず職場では怒られまくっているようだが、食べ物を中心に好きなものはたくさんあるし、どこか許されてしまうキャラを持っている。ただ、ふわふわしただけではない強い一面も持ち合わせている女の子だ。

1人の主人公の考えていること、その人の視点から見た相手とのやりとりをずっと描いた作品は新鮮だった。
続編もあるようなので、引き続き独特な麦本三歩の世界を楽しみたいと思う!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月26日
読了日 : 2023年3月26日
本棚登録日 : 2023年3月26日

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