あぁ、だから一人はいやなんだ。3 (幻冬舎文庫 い 67-3)

  • 幻冬舎 (2023年3月9日発売)
3.80
  • (6)
  • (25)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 378
感想 : 17
5

いとうあさこさんのエッセイ第3弾。2019年5月〜2021年末までの2年半分の連載を収録。コロナ禍も含む時期のものだが、いとうあさこさんのお人柄や性格の良さは相変わらずで、とても良かった。仲良しの大久保さんとの話はもちろんのこと、新たな趣味であるキャンプに行った時の話や、出演している番組の話、所属する劇団の話、年齢と体の話、コロナ禍の日常生活の話などなど、幅広く書かれていた。50歳を超えても体を張るロケが多く、仕事内容だって大変なものも多いはずだが、常に前向きで楽しみにながらやっている様子が伝わってきた。なぜお笑い芸人を目指したかや、ここ数年の今年の目標が「生きる」の理由など、も書かれていて、素敵だなぁと思った。いとうあさこさんの誠実な人柄や毎日を楽しく過ごしている様子に触れながら、あっという間に読了してしまった。早くも2022年以降の話を収録した次のエッセイの出版を首を長くして待っている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月13日
読了日 : 2023年3月13日
本棚登録日 : 2023年3月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする