作中にもあるが1990年代あたりに思春期を迎えた人々は実に幸福だと思った。これは開発者に限った話だけではなくゲーマー一般に言える話だ。彼らは2D、3D、オンライン、インディーズゲームの勃興と共に青春を過ごしてきた。今作はそんな時代を生きた大学生ゲーマーがゲーム開発者になる話だ。トビー・フォックスなどが参考になっているかもしれない。
話の筋自体は好きだが人物がアメリカ人的な価値観なので好みが別れそう。自分は生き難さと創作は表裏だと思っているが他国の小説でもそれが描かれているのである程度万国共通なのであろう。
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- 感想投稿日 : 2024年10月10日
- 読了日 : 2024年10月10日
- 本棚登録日 : 2024年10月10日
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