格差に隔てられた第一地区から下層の第九地区
を舞台に富裕層が住む第一地区で30年前に
起こった16才の優秀な少年が殺された
殺人事件を発端に掘り起こされる、過去の罪。
第一地区に住む優秀なダーウィンとエリート
の父親はまるで理想的な親子関係を築いて
いた。
純真で闇のない世界で育ったダーウィンは
光しか知らなかった。
たが、30年前に起こったエミの伯父の死の
真相に近づく事で自分のアイデンティティ
が揺らぐ事になる。それはとても信じがたい
ヤング家の宿命とも言える恐ろしく、血生臭
ダーウィンの運命を変える真実となる。
何故その様な事が祖父、父が行わ無ければ
行けなかったのかは読者にしか分からない
仕掛けになっている。
ダーウィンは最後に選択するそれは
やはり悪なのか?
家族を守る為に3世代が背負った業は
何処までも、果てしなく重い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月18日
- 読了日 : 2023年12月18日
- 本棚登録日 : 2023年12月18日
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