この本の中で竹田先生が何度か話している事。
「古事記の内容は本当にあった事なのかと言う人もいる。だが、古事記の内容が事実であるかどうかはもはやどうでもいいこと。古事記には“真実”が書かれている」
これは読んでいてなるほどと深く頷ける言葉だった。日本ってどんな成り立ちの国なのか、日本ってどんな国柄なのか…分かってて当然のはずなのに、実は分かってなかった事が古事記には記されている。
できたら幼稚園・保育園から、遅くても小学校卒業くらいまでには古事記の教育をするべきなんじゃないかと強く思った(このテキストを使うかどうかは別として笑)。 私自身、今になって「なんで学校教育で古事記を積極的に教えてくれなかったの?!」って思うし。子供の頃から古事記に触れていれば、もっと自分の国が大好きだと思う人が増えると思うんだけど…。
この本の中では、古事記に記されている内容だけじゃなく、竹田先生ならではの解説(というか脇道にそれた話題もあるけど笑)やエピソードが色々あって、こんなに厚い本なのに、面白くてサクサク読めてしまった。…ただ下巻は、ほぼ系図の話になってるから、なかなか頭に入ってこなくてちょっとしんどかったです;
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年4月6日
- 読了日 : 2019年3月26日
- 本棚登録日 : 2019年2月3日
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