上橋奈緒子さんの作家デビュー30周年記念と大々的に謡われての新潮社からの文庫化。偕成社版も入手していたものの、ちょっともったいなくて読んでいなかったのだが、持ち歩きしやすい文庫版となってあっという間に読み終わってしまった。通勤途中に読んでいて、うっかりあちらの世界に引き込まれ、予定していた駅よりも早く降りてしまったり、熱中しすぎて乗り越してしまったりで、物語パワー凄しでした。
ご本人のあとがきによれば、30周年を記念した文庫化にあたり読み直し、気恥ずかしかったというようなことをお書きになっているけれど、その気持ちも十分に理解できる一方で、やはり上橋さんの創造する世界にすんなり入り込みました。

小学校の卒業式で校長先生が祝辞として卒業生となる私たちに語りかけてくださった「経験したことがないからわからないではなく、経験しなくても理解できる、予測が立てられる、相手の気持ちを感じたり、物事を見通す力をつけてください。」という言葉に呼応するような感覚を覚えました。
フィクションを読む楽しみだけでなく、大切さをも感じる素敵な作品です。

2019年6月6日

読書状況 読み終わった [2019年6月6日]
カテゴリ 2019

色々な読み方ができる新書です。
研究で通っていた土地の様子も紹介されているので、そういう意味では旅エッセイ。
動物地理学という長年の研究の成果が紹介されているという点では、この分野の入門書。
絶滅した動物たちを残された剥製標本で現代の技術をくしして新しいことがわかってくるという見方をすれば、技術が進むことの意義や、過去を振り返り研究することの重要性を知ることができます。

ちなみに、私がこの本を手に取ったきっかけは、フィンランドとの研究者交流を知ることが出来るから…でした。

生物が何故移動するのか。地球環境の変化をどう受け入れてきたのか。その結果として、種が変化してきたのだな、ということがよくわかります。

2019年6月2日

読書状況 読み終わった [2019年4月27日]
カテゴリ 2019
読書状況 読み終わった [2019年4月27日]
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読書状況 読み終わった [2019年3月18日]
カテゴリ 2019

なんとなく色気のある作品でした。
エッセイなのか小説なのか、その間を行くような、不思議さと危うさがあるようにも感じました。

2019年3月1日

読書状況 読み終わった [2019年3月1日]
カテゴリ 2019

チコちゃんがこんなにも人気者だったとは!
あっぱれチコちゃん。
ひとり旅篇が特にお気に入り。
百聞は一見に如かず…って言っているから、キョロちゃんと一緒に住んでいる、あの縁側のお家から、日帰りで行ける範囲で、ボーッと生きてても分かりやすいところを紹介してくれると嬉しいな。

2019年1月15日

読書状況 読み終わった [2019年1月15日]
カテゴリ 2019

試写を観て、映像は美しいし、2人の関係も見守りたいと思うのに、その描写や設定に納得できなくて感情移入も出来ず悶々としておりました。
気になって仕方がなかった悠輔くんの気持ち。ストーリーの終わり方などなど。少し立読みして、これなら納得できるかも、知りたかったことが描かれているかも、と購入して一気読み。
ご都合主義的なところはあったけれど納得のできる展開でした。ストーリー展開は容易に想像できるし、時代考証(?)に疑問を呈したいところはあるけれど、言葉のやりとりはより楽しいし、主人公2人を取り巻く人たちに拡がりがあってエピソードが増えたことで物語の世界に入りやすくなりました。
映画を観る前に読んでおくとよいかも。

2019年1月15日

読書状況 読み終わった [2019年1月15日]
カテゴリ 2019

展覧会で用意されるカタログが大辞林や広辞苑だとすれば、この本は携帯可能な辞典。
好きなアート作品を身近に置くためにハガキを買うような感じ。実物をみて、その緻密さや描かれている物語を直接感じるのが一番。
でも、それが叶わない殆どの時間のためにあるような本。
収められているエッセイやインタビューも心地よいです。

2019年1月8日

通勤電車の中で立ったままでも読み進めたくなる本でした。あまりののめり込みすぎに、座って読んでいた時は乗り越しそうにもなりました。

バルサが少女だった頃を思い返しながら辿る護衛の旅。あの時のジグロの想いに気付きながらのこの旅はまた、守る者と守られる者の心のありようを、大人になって幾多の経験を積んだバルサだからこそ気づけたこと、と綴られています。

上橋菜穂子さんご自身も齢を重ね、経験を積んだからこそ紡ぎ出すこと川出来る物語のように思います。

人生経験を積んだ中高年が楽しめる物語だと、思いました。今の子どもたちがこの物語を読めることに嫉妬します。でも、この作品の味わいは時を経てまた読み直すことでわ違う感情が湧き出てくるように思うので、いつも書棚の片隅に鎮座させいつでも手に取れるようにしておきたい、そんな作品です。

成長したチャグムに会いたいな。

2018年12月2日

読書状況 読み終わった [2018年11月24日]
カテゴリ 2018

かこさとしさんが逝去されて直ぐに放送されたNスペでこの作品づくりが進んでいることを知って気になっておりました。予想外に早く出版されてちょっとびっくり。
鈴木まもるさんのまるまる感のある絵が優しさに満ちていてとても好き。

科学絵本だけあってふわふわふわっと読めるものではないけれど、これがこうなったらあんな風になる、とか、これがこんな風なのは、何故か、ということを面白い比喩と絵で表現。大切なところが繰り返されているところも科学絵本ならでは。噛み砕くように一つのことを説明するための工夫のヒントもいただけました。

2018年11月23日

映画「プーと大人になった僕」を観に行く前に慌てて再読。子どもの頃に読んだ本が残してあったので重たいけれど持ち歩いて読みました。文章が意外と読みにくくて、よく子どもの時に理解したなと子どもの頃の自分に感心。

2018年10月8日

読書状況 読み終わった [2018年10月8日]
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読書状況 読み終わった [2018年9月28日]
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すごい小説だ。小説の醍醐味である疑似体験がどっぷり。
消防士を中心に、警察、入管。言葉は知っているし、その職業についている人たちの職場の近辺もよく通過するけれど(入管は、空港くらいかな)そうなのか、こんな仕事ぶりなのか、とたっぷり体験。考えさせられることも多かったけれど、極力主観を持ち込まないように突き離し気味で読破。世の中の仕組みとして気になっていたこともいくつか解決。ありがとう、小説。

2018年9月28日

読書状況 読み終わった [2018年9月20日]
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一年前に東京会場で開催されていたことを知らず…横浜に戻ってきてくれてありがとう!
素敵な数々の作品を一挙に見ることができて幸せでした。
その作品を全て網羅しているカタログを、手に取りやすい価格で出版してくださったことにも感謝。

2018年9月2日

読書状況 読み終わった [2018年9月2日]
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読書状況 読み終わった [2018年9月2日]
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読書状況 読み終わった [2018年9月2日]
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逐次通訳と同時通訳では求められるものが違うが、通訳と翻訳の差よりははるかに近しい関係だと思っている。通訳を生業とするときの自分の向かっている方向、取り組むスタンスは決して明後日の方向を向いているものではないのだろうな、とちょっと安心することができた。
読み物として、かなり面白く、興味深いエッセイだと思います。

2018年8月9日

読書状況 読み終わった [2018年8月9日]
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読書状況 読み終わった [2018年7月14日]
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