古川柳おちぼひろい (講談社文庫 た 2-7)

著者 :
  • 講談社 (1981年1月1日発売)
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本棚登録 : 22
感想 : 1
4

初読は、高校生の頃のこと。
今は絶版。何故絶版なのかなとずっと思っていたのだけれど、再読して何となく合点がいきました。何というか、時代の流れに押し流されてしまう表現がそこここにあるのです。
でも、それ以上に田辺聖子さんによる川柳から想像されるあの時代の日常描写や会話が目の前で再現されている演目のようで楽しいのです。

川柳が単に並んでいるだけでは、描かれたあの時代の世界を思い描き、また、風刺的に作ってある内容の理解想像することすら難しいので、エッセイは、とても大切な解説文です。

この本がきっかけとなり、新源氏物語など、田辺聖子さん訳による古典文学作品を読むようになりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2017
感想投稿日 : 2017年2月8日
読了日 : 2017年2月8日
本棚登録日 : 2017年2月8日

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