羅生門・杜子春 (岩波少年文庫 509)

著者 :
  • 岩波書店 (2000年6月16日発売)
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本棚登録 : 171
感想 : 23
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いや~、こちらもホントお久しぶりの芥川作品の数々です。  芥川作品はそれこそ KiKi の小学生時代、夏休みや冬休みの宿題、読書感想文の課題本だったり、通常の学期の「○学年課題図書」なんかによくなっていて、ここに収録されているほとんどの作品を学校の課題の一環として繰り返し繰り返し読み込んだ記憶があります。  最後の数行にどことはなしに「道徳的」というか、「説教じみた」ことが書かれているのが、そういう「○○図書」に選抜された理由の1つだったんでしょうね。  子供時代からそういう「大人の好む良い子の条件」みたいなことに嗅覚の効くほうだった KiKi はよくその「読書感想文コンクール」などで、大人が喜びそうな文言を添えることによって賞状をもらったりしたものでした。  ま、実際のKiKi はそんなに素直な子でもいい子でもなかったから、大人からは見えないところでペロっと舌を出したりしていたんですけどね(苦笑)

(全文はブログにて)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 岩波少年文庫
感想投稿日 : 2010年10月13日
読了日 : 2010年10月12日
本棚登録日 : 2010年10月13日

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