コロボックル童話集 (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社 (1983年1月19日発売)
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本棚登録 : 166
感想 : 16
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この本を読んでいて一番の収穫(?)は登場するコロボックルの名前に KiKi の昔からの愛称とさらにはキキという名のコロボックルが登場したことでした。  昨日書いたばかりの第5作の Reviewで

「ひょっとしたら私の住む地域にもコロボックルでもチィサコ族でもない又別の種類の小さな人が住んでいるのかもしれない」という希望(?)をも抱かせます。  そうなってくると、KiKi の所に「小さな人」が姿を現す可能性だって否定できません。
な~んていう感想を述べたばかりだけど、ひょっとしたらKiKi の所に「小さな人」が姿を現すのではなく、KiKi 自身が実はコロボックルなのかもしれないというような妄想を抱かせるには十分でした(笑)。

さて、この本には短編10話が収録されているのですが、その中の最後の2つ、「百万人にひとり」は第4巻の「ふしぎな目をした男の子」の、「へんな子」は第5巻の「小さな国のつづきの話」の元になったお話でした。  そう思って読むと、作家という人種がお話のタネみたいなものを小編として書きため、そんなお話のタネの中で何等かのインスピレーションを呼び起こすもの、作者が訴えたい何かにつながる萌芽を感じられるものを使って長編を書き起こすというプロセスが透けて見えるような気がして、面白かったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 講談社青い鳥文庫
感想投稿日 : 2014年7月15日
読了日 : 2014年7月14日
本棚登録日 : 2014年7月15日

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