今となっては彼女の名前は「ルイ・ヴィトン」や「カルヴァン・クライン」や「ココ・シャネル」や「ダナ・キャラン」と同じようにある種のブランドと化しているけれど、恐らく素顔の彼女は気難しくて、どちらかと言えば人嫌いで、偏屈なタイプの女性だろうな・・・・とNHKの番組で感じた KiKi はそんな彼女がいかにコマーシャリズムに乗っかったのかに強烈な興味がありました。
この本を読んでいてわかったのは、絵本作家としての彼女はいわゆる職人であり、その職人芸によって生活の糧を得ていたわけだけど、今ある彼女(と言っても最早亡くなってしまったけれど・・・・)の姿にはやっぱりプロデューサーがいたんだな・・・・ということです。 多くの日本人が、否、アメリカ人も含め多くの人が彼女の生き方や彼女のもう一つの作品である庭等々に憧れを抱くけれど、その憧れの対象となるイメージのようなもの・・・は「コーギー・コテージ・インダストリーズ」という法人の作り上げた「商標」のような、「Corporate Identity」のような、「特許」のようなものだったんだなぁ・・・・と。
(全文はブログにて)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館本
- 感想投稿日 : 2011年12月6日
- 読了日 : 2011年12月5日
- 本棚登録日 : 2011年12月6日
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